Tokina Cinemaは、シネマレンズの新製品「25-75mm T2.9」を2021年春に発売する。米国での小売価格は5799ドル。国内発売日、価格ともに未定。
25-75mm T2.9は、全長174mm、業界標準の0.8 MODシネマギア、絞り値T2.9、86mmフィルター径、一般的なシネマアクセサリーと同じフロントヘッドの直径95mmを特徴としている。
25-75mm T2.9は、最大36mmのイメージサークルサイズのスーパー35+タイプセンサーをカバーするように設計。より大きな36mmのイメージサークルにより、RED Helium 8K、RED Dragon 6K、RED Monstro 6K、4K UHDのARRI ALEXA LF、キヤノン、Blackmagic Design、パナソニックのシネマおよびミラーレスカメラを4K DCIまたは4K UHDでネイティブにカバーする。
PLまたはEFマウントバージョンのTokina Cinema 1.6x Expanderと組み合わせることにより、レンズはコンパクトサイズの40~120mm T4.2となり、フルフレームおよびVista Vision 6Kおよび8Kサイズのセンサーをカバーできるとしている。
25-75mm T2.9は、Tokina Cinema 50-135mm T2.9 MKIIおよび11-20mm T2.9ズームレンズの機械的や光学的な特性に一致するように設計されている。25-75mmの追加により、シネマズームの3レンズセットが完成し、11mmの超広角から135mmの望遠までカバーするという。シリーズのすべてのレンズは、PL、EF、Sony E、MFT、Nikon Fマウント間で交換可能なマウントを備えている。