日本サムスン株式会社の販売特約店であるITGマーケティング株式会社は、USB3.2 Gen2 10Gbpsインターフェースに対応したセキュリティ機能搭載の外付けSSD「Samsung Portable SSD T7」(以下:T7)を2020年6月上旬に発売する。カラーはインディゴブルー、メタリックレッド、チタングレーの3色展開で、容量は500GB、1TB、2TBをラインアップ(一部のモデルは受注後、メーカーからの取り寄せ)。希望小売価格はオープン。市場想定価格とラインナップは以下の通り。

  • 500GB インディゴブルー:税別14,980円
  • 500GB メタリックレッド:税別14,980円
  • 500GB チタングレー:受注後、取り寄せ
  • 1TB インディゴブルー:税別25,480円
  • 1TB メタリックレッド:税別25,480円
  • 1TB チタングレー:受注後、取り寄せ
  • 2TB インディゴブルー:受注後、取り寄せ
  • 2TB メタリックレッド:受注後、取り寄せ
  • 2TB チタングレー:税別46,980円

PCIe NVMeテクノロジとUSB3.2 Gen2インターフェースを組み合わせたT7は、シーケンシャル読み出し/書き込み速度を最大1,050/1,000MB/sまで向上させ、現行モデルPortable SSD T5と比べて約1.9倍、外付けHDDと比べて約9.5倍の転送速度を実現したという。

AES 256ビットハードウェア暗号化のオプションパスワードにより、個人データなど、セキュアに管理したい情報、ファイルをより安全に保存できるとしている。最大2メートルの高さからの落下にも耐えうる堅牢性を備えた頑丈なメタルボディを採用。

T7はePCMテクノロジとDynamic Thermal Guardにより、熱制御と温度管理を実現し、製品表面の過度な温度上昇を抑える。本体は名刺サイズの大きさで、重さ58g、厚さ8mmとコンパクトで持ち運びに便利。

Windows PCおよびMac向けのソフトウェアがプリインストールされており、パスワードの設定、最新ファームウェアへの更新が可能。また、Androidスマートフォンやタブレット向けのモバイルアプリをGoogle Playからダウンロードすることもできる。同じパスワードでこれらのOS間でデータの受け渡しが可能となる。

USB規格に準拠した外付けストレージとなっており、Windows PC、Mac、Androidデバイス、ゲーム機など、多くのデバイスとの互換性がある。ユーザーの利便性を考慮し、USB Type-C to CケーブルとType-C to Aケーブルが同梱されている。