ソニービジネスソリューション株式会社は、既発売の4K対応XDCAMショルダーカムコーダー「PXW-Z450」に、4K対応の18倍ズームレンズとビューファインダー、マイクを付属し、よりリーズナブルに4K撮影を行えるレンズキットモデルとして「PXW-Z450KC」を2020年8月3日に発売する。希望小売価格は税別4,500,000円。また、同日にはPXW-Z450(本体のみ)が、従来標準搭載されていた4K 59.94p SDI出力機能をオプションライセンスとする仕様に変更され、希望小売価格が税別3,000,000円へと変更される。
■PXW-Z450KCの主な特長
付属の4K対応の18倍ズームレンズは、標準撮影に適した18倍ズーム(焦点距離7.6~137mm)を実現。サーボズームを搭載し、マニュアルズームでは難しい、滑らかなズーム表現が可能だという。また、フルHDの高解像度、優れた動画応答性、高コントラスト比、豊かな色再現性を実現した0.7型有機ELビューファインダー「HDVF-EL20」を付属。さらにステレオマイクが付属している。
PXW-Z450で従来標準搭載されていた4K 59.94p SDI出力機能が「CBKZ-Z450QL」として別売オプションとなった(希望小売価格:税別500,000円)。これによりパッケージ価格を抑えるとともに、必要に応じて本オプションを購入することができ、用途や予算に応じて機能選択可能になったとしている(4K 29.97p SDI出力、4K 59.94p収録は標準搭載)。
■PXW-Z450(本体のみ)の仕様・希望小売価格変更
4K 59.94p SDI出力機能を削除し(4K 29.97p SDI出力、4K 59.94p収録は標準搭載)、別売オプション「CBKZ-Z450QL」とすることで、希望小売価格が税別3,500,000円から税別3,000,000円へ改訂された。
■PXW-Z450(本体のみ)ファームウェアアップデートについて
PXW-Z450は、2020年6月にファームウェアVer.5.0のリリースを予定している。なおPXW-Z450KCは発売時より同ファームウェアとなっている。Ver.5.0の主な機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- カメラメニューからのFTP転送への対応
- 別売のリモートコントロールパネルまたはカメラメニューから4KとHDにて個別にディティール調整が可能
- SR Live Metadataへの対応
- 4K/HD同時記録時のキャッシュレック対応(4K XAVC-Longのみ)
- アサイナブルボタンでの「Last Clip Delete」機能への対応