AJA Video Systems社は、12G-SDI接続を搭載した、新しいシングルチャンネル4K/UltraHDまたは4チャンネルHDレコーダー兼プレーヤー「Ki Pro Ultra 12G」を発売開始した。以前、注文受付開始をアナウンスしていたもの。希望小売価格は税込619,300円。
Ki Pro Ultra 12Gでは、12G-SDIとHDMI 2.0、オプションの光ファイバー入出力などを採用。Apple ProResとAvid DNxHRに対応し、最大50/60pでシングルチャンネル4K/UltraHDの収録と再生が可能。また、Ki Pro Ultra 12Gは、チャンネル毎に個別のProResプロファイルを使用して、最大1080 50/60pのHD信号を4チャンネル同時に収録可能。Ki Pro Ultra 12Gの主な機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- 12G-SDI接続のシングルチャンネルモードで、最大4K/UltraHD 60pに対応
- Apple ProResまたはAvid DNxHD/HR MXFで4K/UltraHD/2K/HD収録
- フレキシブルなHD収録オプション:最大1080 60pのHD信号を1、2、3もしくは4チャンネルで収録、各チャンネルはそれぞれ独立したProResコーデックプロファイルを設定可能
- 3G-SDI×4本で、4K/UltraHD 60pのシングルチャンネル収録、もしくはHDのマルチチャンネル収録が可能
- 12G SFP+ファイバーオプションおよびHD-BNCオプション
- HDMI2.0入出力でハイフレームレート4:4:4とHDRに対応
- 最新のHDRフォーマットであるハイブリッドログガンマ(HLG)とHDR10で収録と再生
- SDI/HDMIによるモニター出力および内蔵ディスプレイ上で、収録中に最大4チャネルのHDマトリックス(4分割)モニタリングが可能
- 電源が落ちた場合でも、組み込みのKi Protect®で収録内容を保護
- 12G/6G/3G-SDIとHDMI 2.0、オプションの12G対応ファイバーおよびHD-BNC SFP+を含む幅広い接続性
- エンベデッドSDIもしくはHDMI、AES/EBU、アナログ経由のマルチチャンネルオーディオに対応
- メディアのステータスとチャンネル毎のオーディオメーターを表示する、スーパーアウト機能とフロントパネルのオーディオモニタリング機能を強化
- 一般的なウェブブラウザ経由で、ファイル転送およびリモートでのモニタリングや設定、操作を可能にしたWeb UI
- 幅広いポストプロダクションアプリケーションとのファイル互換性
- コンパクトな2RUの高さと、ハーフラック幅のフォームファクター
- 2系統の12V 4ピンXLRによる冗長電源入力(電源アダプター1個同梱)
- Ki Pro Ultraシリーズで互換性のある、信頼性が高く、大容量で堅牢なAJA Pak SSDメディアへ収録
- 定評のあるAJAの3年間国際保証