ジャパンマテリアル株式会社グラフィックスソリューション事業部は、同社が取り扱う台湾VNS社が開発した4K/60P(4:4:4)入出力対応ビデオプロセッサー「GeoBox G901」を2020年7月15日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税別140,000円。

GeoBox G901は、POP(ピクチャー・アウトサイド・ピクチャー)に対応しており、HDMI 3系統とDisplayPort 2系統から任意の2系統の映像入力を左右または上下に分割し、1台の表示機器に表示可能。映像回転(ローテート)機能と併用してディスプレイを縦置きにした場合でも分割表示が可能。音声出力は、メイン画面・サブ画面・ミュートから選択できる。

PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)にも対応しており、HDMI 3系統とDisplayPort 2系統から任意の2系統の映像入力を重ねて、1台の表示機器に表示可能。サブ画面の表示サイズ(320×180~1920×1200)や位置を変更することもできる。音声出力は、メイン画面・サブ画面・ミュートから選択可能。

17種類のプリセット出力解像度に加え、水平800~4096の範囲で16ピクセル刻み、垂直600~3840の範囲で1ピクセル刻みで設定可能なプログラマブル出力機能を搭載。リフレッシュレートは60Hz固定。

また、入力画像の任意のエリアをクリッピングすることができる。クリッピングしたエリアと出力解像度のピクセル数を合わせることで、等倍表示も可能。そのほかにも、入力画像の回転や反転(左右、上下、左右+上下)表示が可能。回転後、拡大機能を併用しスマートフォンやタブレット画像を画面いっぱいに表示することもできる。