キヤノンは、同社のフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」「EOS R6」を対象に、以下の機能向上と修正を盛り込んだファームウェアVersion 1.1.1を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。詳細は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
EOS R5ファームウエアVersion 1.1.1
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 装着時、レンズの光学式手ブレ補正機構と協調制御することで、6.0段分*の手ブレ補正効果を実現しました(焦点距離500mm時。CIPA規格に準拠)。
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 装着時、ファームウエアVersion1.1.0を搭載したEOS R5では連写時のIS性能が低下することがあり、その現象を修正しました。
EOS R6ファームウエアVersion 1.1.1
- 映像をカメラの画面に表示しながら、HDMI出力による映像表示を行う設定時に、[温度上昇緩和:入]が設定できるようになりました。
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 装着時、レンズの光学式手ブレ補正機構と協調制御することで、6.0段分(焦点距離500mm時。CIPA規格に準拠)の手ブレ補正効果を実現しました。
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 装着時、ファームウエアVersion1.1.0(ファームウエアVersion1.1.0には上記1、および4~8の変更内容が盛り込まれています)を搭載したEOS R6では連写時のIS性能が低下することがあり、その現象を修正しました。
- 一部のRFレンズを使用した動画撮影におけるレンズ内手ブレ補正の制御を改善しました。
- 表示言語「英語」設定時:「スローシンクロ」の設定画面における情報表示を修正しました。
- FTP転送時の接続性を改善しました。
- 動画撮影において、温度検知および撮影可能時間制御の改善を図りました。また、これにより常温環境下で短い時間の撮影と電源OFFを繰り返した際の撮影可能時間の改善を図っております。
- 「日付/時刻/エリア」設定をしていないと、動画撮影可能時間が正しく表示されない現象を修正しました。