アストロデザイン株式会社は、シャープ株式会社製8Kカムコーダー「8C-B60A」を改良した新しい8Kカムコーダーとして「AA-4814-B」を2020年10月に発売する。希望小売価格はオープン。なお、アストロデザインが販売した8C-B60Aは有償アップデートに対応。
2017年、アストロデザインの技術協力によりシャープ製カムコーダー8C-B60Aが発表された。新しい8KカムコーダーAA-4814-Bは、8K60p映像の撮影・収録・再生・ライン出力といった従来機種の基本機能を継承しながら、現場からのヒアリングを通じて得た要望を反映し、画質や操作性を改善させたモデル。主な特長は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- 3,300万画素スーパー35mm相当単板CMOSイメージセンサー搭載
- Grass Valley HQX Codecを採用し、8K60p YCBCR 4:2:2 10bitリアルタイム収録を実現
- 収録と同時に8Kまたは4K60pの非圧縮映像を出力
- 映像収録の圧縮率を上げることで、長時間収録(当社従来比、最大2倍)と8Kワークフローの改善を実現。素材転送や編集機への負荷を大幅に削減。8K60pを1/14圧縮設定の場合、専用SSDパックMM-210-1(4Tbyte)に最大160分収録が可能
- ハード・ソフトによる画質改善機能を追加し、よりよい高精細映像の撮影を実現
- カメラ側面と正面のパネルを変更し、ユーザーインターフェースを改良。ボタン配置の見直しにより、操作性を改善