キヤノンは長崎県五島市と協働で、2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する12の資産のうち、五島市に所在する「久賀島(ひさかじま)の集落」と「奈留島(なるしま)の江上集落(江上天主堂とその周辺)」を紹介する高精細8K映像を制作した。

撮影には、キヤノンの8Kカメラと広角から望遠までラインアップする「EFシネマレンズ」が用いられ、8Kならではの高精細映像による表現力や8Kカメラが持つダイナミックレンジの広さと色再現性の高さを生かしているという。

同映像はYouTubeで公開しているほか、10月10日(土)13:00~17:00に五島市役所にてキヤノンの8Kディスプレイで映像を視聴可能。同日以降に久賀島観光交流拠点センター、奈留港ターミナル2階 世界遺産暫定展示場、長崎港ターミナルビル、長崎空港、長崎県庁エントランス、長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」にて4K画質やフルHD画質で視聴できる。

キヤノンは、この映像をきっかけに五島市の観光産業・地場産業の活性化に貢献するとともに、五島市の貴重な文化や美しい自然を高精細映像で記録し、後世に伝えることに寄与したいと考えているとしている。