AJA Video Systems社は、12G-SDI対応8チャンネルAESオーディオエンベッダー/ディスエンベッダーコンバーター「12G-AM」を発表した。希望小売価格は以下の通り。

  • 「12G-AM」:税込154,000円
  • 「12G-AM-R」:税込201,300円
  • 「12G-AM-R-ST」:税込216,700円
  • 「12G-AM-T」:税込201,300円
  • 「12G-AM-T-ST」:税込216,700円
  • 「12G-AM-TR」:税込216,700円

12G-AMは、最大4K/UltraHDの12G-SDI BNC入出力に対応した8チャンネルAESオーディオエンベッダー/ディスエンベッダー。オーディオのエンベデッドとディスエンベデッドの両機能を同時に実行可能で、付属のXLRブレイクアウトケーブルにより8チャンネルのバランスドXLRオーディオの入出力にも対応する。12G-AMには5つのファイバーモデルが用意されており、12G-SDI Fiberトランスミッター/レシーバー/トランシーバー搭載モデルや、ST Fiberトランスミッター/レシーバー搭載モデルの選択が可能。

また、無料のソフトウェアAJA Mini-Configのv2.26.0アップデートでは、ファイバーモデルを含む12G-AMへのサポートが追加され、USB経由で簡単に制御と設定が可能になったという。全てのミニコンバーターにはユニバーサル電源が同梱されていて、製品サポートと5年間の製品保証を受けることができる。AJA Video Systems社の社長のNick Rashby氏は次のようにコメントしている。

シングルケーブル伝送ソリューションによる制作の簡素化とワークフローの合理化をさらに促進するために、12G-AMとLC FiberおよびST Fiber搭載モデルを発表し12G-SDIに対応したミニコンバーター製品のラインアップを強化します。持ち運びできるコンパクトな筐体に、堅牢な信頼性と変換能力を備えています。