「RedSpyファイバーモデル」登場で使い勝手が向上
RedSpyは、放送・イベント・映画CM用にマルチに使えるカメラトラッキングシステムで、今回ファイバーモデルが登場し、カメラとCCU間を最大100m離してリモート操作可能となった。
ケーブルは、トラッキングデーターだけでなく、パワーサプライ、レンズデーターも1本でやりとりできるハイブリッド仕様のため、現場でのケーブルの本数も少なくできる。
企画・開発の際には、現場での使い勝手を最優先に考えたという。今まではカメラ近くにCCUを取り付けざるを得ず、手持ちのときやクレーン撮影などでの取り回しが面倒だったが、ファイバーモデルとなり、それらの課題を解決することができるようになる。
同製品は、天井・床・壁など、様々な場所にマーカーを貼って使用できるが、ファイバーケーブルでカメラとCCU間を延長できるようになったため、さらに使用できる環境や用途が広がるとしていた。
トラッキング精度が高いRedSpyだが、ファイバーモデル登場により使い勝手が向上した。また、すでにZero Density、disguise、Touch Designer、Vizrt、Brainstormといった主要なレンダリングエンジンにも対応済みだという。