Sony PXW-FX9用ベースプレート「401-FX9」

401-FX9は、TV・映画業界での報道・ドキュメンタリー撮影などでの使用に焦点を当てて開発された。さまざまな使用環境に耐えうるために、軽量、快適で汎用性がありながらも、頑丈さが求められた。

ショルダーパッドを搭載し、ENGスタイルでの撮影に適している。底部にはV座金がついており、401-150(別売)などのクイックロックプレートにそのまま装着可能。V座金を外してトライポッドアダプタープレートに交換すれば、カメラネジにも対応する。15mm径ロッド2本にさまざまなアクセサリーを取り付けられる、拡張性の高いデザインとなっている。

肩に馴染む汎用性の高いショルダーパッドを最重要視して、製品開発・設計が行われた。PXW-FX9のボディとレンズの組み合わせから予想される総重量を考慮しながら、砂漠の暑さやシベリアの氷点下の寒さ、海辺の砂塵が舞う環境など、過酷な撮影環境下での長時間のカメラ操作を想定し、最適なショルダーパッドの仕様を導き出すのが、製品開発の最大の課題の一つだったという。細部までこだわり、PXW-FX9の形状に合わせた、最適なサイズ、重量、デザインのベースプレートとなった。

Sony PXW-FX9用トッププレート「401-FX9-TOP」

2020年11月に日本正式発売となるトッププレート「401-FX9-TOP」。ARRIのアンチツイストセーフガードに対応した3/8インチ及び1/4インチのネジ穴を多数備え、拡張性の高い構造となっている。また、15mm径の2本のロッドにより、各種アクセサリーを取り付け可能。

ソニー製アクセサリーとの互換性に注意を払い、製品開発・設計を行ったという。トッププレートを取り付けても、ハンドルのズームレバー操作を邪魔しないデザインとなっている。

ENGスタイルや、三脚への固定、ジブやドリー、クレーン撮影に限らず、ヘリコプターでの航空撮影などでの活用が見込める。頑丈かつ精巧なつくりで、インタビューや製品撮影、報道・TV撮影の他にも、野生動物の撮影や砂漠・北極でのドキュメンタリー撮影など、あらゆる撮影現場に適しているという。マットボックスやアーム、フォローフォーカスなどのアクセサリーと組み合わせることで、安全で快適なカメラ操作をサポートするとしている。