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新4Kスタジオカメラ「AK-UC3300/AK-UC3300S」

新しい4Kスタジオカメラ「AK-UC3300(Tajimi connector model)」「AK-UC3300S(LEMO connector model)」は、カメラとCCU(AK-UCU600)間の長距離光伝送が可能で、CCUとROP(AK-HRP1000)間はシリアル接続のほか、IP接続も可能。ROPはPoEに対応している。高画質・高機能でコストパフォーマンスに優れたシステム構築を実現するとしている。特長は以下の通り。

  1. 11.14メガピクセルの大判4Kセンサー(4/3型)を搭載し、高解像度・高感度・低ノイズを実現
  2. マルチフォーマットに対応し、CCUから多彩な出力が可能
    (2160:59.94p、50p、29.97p、25p、23.98p、29.97PsF、25PsF、23.98PsF
    1080:59.94p、50p、59.94i、50i、29.97PsF、25PsF、23.98PsF、23.98p over 59.94i
    720:59.94p/50p)(AK-UCU600出力時)
  3. 12G-SDI出力、および4K信号を3G信号で伝送可能なTICO圧縮に対応
  4. HDハイスピードモードに対応。2倍速のハイスピードが可能
  5. 自動色収差補正機能(CAC)、スキュー低減機能、素キントーンディテール、DRS(ダイナミックレンジストレッチャー)、デジタルエクステンダー等の機能を搭載
  6. LANトランク、HD-SDIトランク、HD-SDIプロンプタ機能を搭載
  7. HDR(ハイダイナミックレンジ)/BT.2020色域に対応。4K/HDR/BT.2020とHD/SDR/BT.709のサイマルサイマル出力にも対応
  8. IPオプション基板(AK-NP600)を装着することで、ST.2110/NMOSに準拠したHD映像音声入出力に対応

AK-UC3300シリーズは、4KスタジオカメラAK-UC4000シリーズの弟分として、基本機能・基本性能を踏襲しつつリーズナブルな価格を実現。

また、同時にローエンドスタジオカメラシステムとして、AK-HC3900シリーズを国内でも発売する。HDスタジオカメラとして必要な機能を備えつつ低価格を実現しているという。2021年春発売予定の4Kオプションを装着することで、2000TV本のネイティブ4Kカメラとして使用することも可能だ。