22.2chオーディオデコーダー「MA-1851」
新4K8K衛星放送のBS8Kで放送されている8Kの魅力は、映像だけでなく22.2ch音声も含めたトータルの体験にあると考えています。その中でユーザーが22.2chを体験する手段が非常に少ないことを知り、22.2chを体験するための一つの手段として同装置を使っていただきたいという思いから「MA-1851」の開発がスタートした。
MPEG-4 AAC 22.2ch/5.1ch/2chの音声信号をデコードし、HDMI(リニアPCM 8ch)×3、MADI(24ch)×1による出力が可能で、22.2ch音響システムをシンプルに構築可能な装置。ARCに対応しており、AQUOS 8K液晶テレビCX1ライン(8T-C70CX1、8T-C60CX1)と接続することで22.2ch音声をデコードすることができる。また、映像と音声のリップシンクを合わせるためのディレイ機能を搭載している。
開発時、22.2ch/5.1ch/2chの音声モード切り替わりの部分で0.5秒内に切り替えるのに不自然な切り替わりにならないように苦労したという。こだわったポイントとしては、フロントのLCDへの表示で、22.2ch、5.1ch、2chのレベルバーを表示することで視覚でもわかる表示を目指したという。
同製品は、BS8Kを22.2ch音響システムで視聴したいユーザーや8K放送のパブリックビューイングでの使用が想定されるだろう。
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