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ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 17.0パブリックベータ4およびDaVinci Resolve 17.1パブリックベータ4を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。
DaVinci Resolve 17.0パブリックベータ4では、LinuxシステムにおけるDaVinci Speed EditorのUSB接続のサポートなど、多くの改善点を追加。また、新しいIntel Xe MAXグラフィックスのサポートを追加。統合/独立/外部GPUを使用するWindowsでのパフォーマンスが向上。さらに、環境設定ウィンドウにおけるMIDIオーディオコンソールのコンフィギュレーションの改善や、サンプルレートが異なる複数トラックのレンダリングの向上など、オーディオに関する改良点も追加としている。
Fusionに関しては、ノードエディター使用時のフロービュー操作や、エディットページのインスペクタでFusionトランジションにキーフレームを追加する際のパフォーマンスを改善。さらに今回のアップデートでは、サブフレーム単位で並べられたオーディオを含むAAFのタイムコード計算や、AACオーディオを含むビデオのレンダリングが向上。全体的なパフォーマンスおよび安定性の改善点も50種類以上あるという。
また、DaVinci Resolve 17.1パブリックベータ4もリリースした。このアップデートでは、Mac M1システムにDaVinci ResolveおよびFusionのライセンスドングルのサポートを追加したという。
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