ソニーは、リモートからソニー製デジタルカメラの操作・設定変更が可能なカメラソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」(version 1.03、対応OS:Windows、Linux、macOS)を、2020年12月9日から無償で提供開始した。
Camera Remote SDKを利用することで、リモートからカメラ設定の変更やシャッターレリーズ、フレーミングやフォーカスなどのライブビューモニタリングなどの操作ができるソフトウェアの開発が可能。ユーザーが構築したシステムにソニーのデジタルカメラを組み込み、各種コンテンツ制作やEコマース等の用途に合わせて活用できるとしている。
現時点では、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α9 II」「α7R IV」「α7S III」「α7C」で対応しているが、今後さらに対応機種を拡大予定。
なお、2013年から提供開始した、ソニーのカメラをスマートフォンなどのデバイスからワイヤレス操作するアプリケーション開発用の「Camera Remote API」は今後、Camera Remote SDKの提供開始をもってサポートを終了予定。