ライカカメラ社は、デンマークの画像処理ブランドCapture Oneとの提携を開始した。Capture Oneは12月10日に、ライカS(Typ 007)およびライカSL(Typ 601)に対応するアップデート版をリリースする。
これに伴い、ライカS3とライカSL2は、Capture OneのCapture One Pro 21を利用し、ケーブルを介したテザー接続が可能になる。テザー撮影では、画像をパソコンに直接送信したり、カメラをパソコンから操作可能になる。
本提携に伴い、Capture One Pro 21で作成されるプロファイルは、それぞれのカメラに合わせて正確に調整される。そのため、最適な画質が保証され、ライカカメラの各機能を最大限に活用できるという。Capture One Pro 21は、強力なカラーエディタツールと共に、撮影者の要望に応えてくれる使いやすいユーザーインターフェイスを特徴としている。
また、Capture One Pro 21では、改善されたインポートオプション、シンプルなブラシツール設定、およびコントラスト変更の際のカラーシフトを防ぐ新しいPro Standardカラープロファイルが含まれている。
ライカカメラへのライブビューサポートは2021年に追加予定。さらに、ライカS(Typ 007)には、ライカの一般的なDNGプロファイルサポートが提供され、Capture Oneの完全版は2021年に追加予定だとしている。