Ernst Leitz Wetzlar GmbH(Leitz)は、ライカSL2-Sの映画撮影用レンズサポートシステムと融合させたディレクタービューファインダー「HENRI」を発表した。HENRIのリリース時期や価格を明らかにしていない。

HENRIは、ライカSL2-S用に新設計されたサポートシステムで構成されており、SL2-S用と統合されたカメラコントロールを含むピボットハンドルを備えている。ピボットハンドルを後ろ向きにすれば、システムはどんな一眼レフや三脚にも簡単に取り付け可能。

モジュラーシステムにより、カメラを簡単にオンとオフなど操作も可能。マウントはL-PLとL-PLLの2種類から選択でき、カメラを含めたシステム全体の重量は、カーボンファイバーとアルミニウムの軽量素材を使用しているため、1850g(4.07ポンド)と軽量化されている。

HENRIは、「Ernst Leitz Optische Werke Wetzlar」のマネージングディレクターであるアンリ・デュムール博士にちなんで名付けられた。60年間の献身的な仕事とライツへのサポートと、ライツの中で非常に尊敬されている人物でもある。