富士フイルム株式会社は、ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR」を2021年2月下旬に発売する。価格は税別300,000円。
GF80mmF1.7 R WRは、大口径レンズの採用などにより、ラージフォーマットセンサー搭載のデジタルカメラに対応したレンズとして明るい開放F値1.7の明るさを実現。10万分の1mm単位の精度で加工した金型を用いて製造することで、高精度な非球面レンズを実現。さらに、この非球面レンズ1枚とスーパーEDレンズ2枚を含む9群12枚のレンズ構成を採用することで、球面収差を最適にコントロール。ピント面から背景にかけてなめらかにぼかすことができ、被写体を際立たせた立体的な表現が可能としている。
大型レンズの駆動に適したDCモーターによるAF機能を搭載。高度なピント合わせが求められる浅い被写界深度での撮影でも、被写体を素早く正確にとらえることが可能。
高い集光力を備えており、AF低照度限界-5.5EVを実現。これまでの-5.0EVから0.5段に向上。デジタルカメラの顔・瞳検出AF機能に対応。ポートレート撮影において、動いている被写体の表情をとらえることができるとしている。
