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ライカカメラ社は、は、ライカの歴史に名を残すユニークなレンズの復刻版「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」を発売する。ラインナップと価格、発売日は以下の通り。
「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」ブラックアルマイト
価格:税別90万円
ライカストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2021年2月発売予定
「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」シルバークローム
価格:税別190万円
ライカストアにて3月発売予定
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ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.は、光学設計をオリジナルの「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」に可能な限り近づけることで、オリジナルとほぼ同じ描写を再現。そのため、オリジナルのレンズとほとんど変わらない独特の表現を楽しむことができるという。
オリジナルの光学設計は50年以上も前に行われたものだが、F2.8まで絞り込めばシャープな描写も可能。現代の高画質なデジタル撮影に求められるハイレベルな性能も兼ね備え、「ノクティルックス」シリーズで最も軽量・コンパクトというボディ設計も受け継いでいるとしている。
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カラーは、ブラックアルマイトとシルバークロームの2種類を展開。ブラックアルマイトは、レンズ鏡筒部にアルミニウムを採用。また、オリジナルの「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」のパッケージデザインからインスピレーションを得たボックス入りで、オリジナルに付属していたものと同じ保管用のレンズケースも付属。
シルバークロームは、世界で100本のみの限定販売。レンズ鏡胴部に真鍮を採用しているほか、化粧リングには「LEICA」の代わりに伝統的な「LEITZ WETZLAR」の文字を刻印。パッケージデザインも、当時のオリジナルに近いものを採用しているという。
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今回登場するライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.は、ライカMシステムのオールドレンズの復刻版で構成される「クラシックシリーズ」の3機種目となるレンズ。クラシックシリーズではその他にも「ライカ ズマロンM f5.6/28mm」(オリジナルは1955年発売)と「ライカ タンバールM f2.2/90mm」(オリジナルは1935年発売)をラインアップしている。
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