キヤノンは、2021年2月20日19時よりオンラインリアルタイム配信される市川海老蔵 主演・総合演出「EBIZO THEATER NPO法人設立記念公演「Earth & Human」by 1→10」の撮影にボリュメトリック技術で協力する。
同公演は、XRやAIなど先端技術で社会課題の解決に取り組む株式会社ワントゥーテンが、五穀豊穣と天下泰平を祈願する伝統的な「三番叟」から着想を得た舞踏を、最先端のテクノロジーでアップデートした演目。
撮影・ライブ配信は、キヤノン川崎事業所に開設した「ボリュメトリックビデオスタジオ-川崎」にて実施され、撮影とほぼ同時に高精細な3D空間データを生成するキヤノンのボリュメトリックビデオ技術と、ワントゥーテン社の没入型リアルタイム映像演出が融合することで、市川海老蔵氏の迫力の舞踊に、デジタル空間演出が混ざり合い、臨場感を楽しむ映像体験が可能だという。
株式会社ワントゥーテン、Executive Creative Director 引地耕太氏は次のようにコメントしている。
今回の「EBIZO THEATER NPO法人設立記念公演「Earth & Human」by 1→10」では「IMMERSIVE XR ONLINE」というコンセプトのもと視聴者に圧倒的な没入体験をライブ配信で提供します。コロナ禍において世界中のエンターテインメントが危機に瀕し、新しいオンラインでのコンテンツの視聴体験が求められる中で、撮影とほぼ同時に高精細な映像や3Dデータを生成することが可能な「ボリュメトリックスタジオ‐川崎」の技術活用に可能性を感じました。
ボリュメトリック映像技術は、我々の手掛けるXRコンテンツとの相性が良く、今後もさまざまな視聴体験へ拡張の可能性を感じています。