Cerevoメイン写真

Cerevoは、ライブ配信機器「LiveShell X」の配信する映像にタイムコードを追加できるファームウェア(Rev.2021)のアップデートを公開した。

タイムコード機能を利用すると、LiveShell Xを通じて配信するH.264の映像に任意のNTPサーバから取得した時刻(UTC)情報の追加が可能。機能有効・無効の切り替えは利用するLiveShell XのIPアドレスにブラウザー等で接続し、設定できる。

また、この実装に伴い、タイムコード機能を共同開発した株式会社Gnzoが提供するライブ配信システム「fvLIVE」で、LiveShell Xを複数台利用した時差のないマルチアングル配信の提供を開始するという。複数台のタイムコード機能が有効化されたLiveShell Xを用いて、映像結合をリアルタイムで行い、fvLIVEによる時差のないマルチアングルライブ配信を可能としている。

fvLIVEの動画配信システムとLiveShell Xを6台を利用したイベントライブ配信では、8時間以上継続して映像間の同期が全くズレことなく、マルチアングルを切り替えての視聴を提供できたという。

Cerevo説明写真