ステレオラベリアマイクロホン「ECM-LV1」とワイヤレスマイクロホン「ECM-W2BT」の組み合わせ時
ソニーは、Vloggerや映像クリエイター向けに高音質で安定した収録を実現する、ステレオ出力対応のワイヤレスマイクロホン「ECM-W2BT」と、ステレオ収音対応のラベリアマイクロホン「ECM-LV1」を2021年4月16日に発売する。希望小売価格はECM-W2BTが税別22,500円、ECM-LV1が税別3,000円。
ワイヤレスマイクロホン「ECM-W2BT」
デジタルオーディオインターフェースに対応したマルチインターフェース(MI)シュー搭載カメラにECM-W2BTのレシーバーを接続すると、マイク側でデジタル化した音声を、ケーブルを接続する必要なくそのままカメラ本体に伝送でき、低ノイズ・低遅延の高音質収録が可能。高音質の全指向性マイクカプセルも新たに搭載しているため、どの方向の音もクリアに収録する。
また、マイクとレシーバー間の強固な無線接続性で、さまざまな環境下でも安定して使用でき、見通しの良い場所では最長200mまで通信可能。さらに、コーデックはQualcomm aptX Low Latencyで、高音質と低遅延を実現している。
ユースケースに合わせて選べる3つの収音モードを搭載。マイクで収音した音のみを記録するMICモード、マイク側とレシーバーに搭載したマイクの両方の音を記録するMIXモード、レシーバーに搭載したマイクの音のみを記録するRCVRモードを選択可能。また、マイク側の外部入力用として、3.5mmステレオミニ端子を搭載。ECM-LV1などのラベリアマイクと組み合わせて被写体の衣装などに装着し、マイクの存在を目立たせずにステレオ音声による収音が可能だ。
音量が大きすぎる場合に手動で実際より小さい音として録音できるアッテネーター機能を搭載したほか、風切り音を低減するウインドスクリーンを付属。また、レシーバー側にも3.5mmステレオミニ出力端子を搭載し、3.5mmオーディオ入力端子を搭載するカメラやICレコーダー、PCなどとの互換性も確保したほか、マイク・レシーバー間の通信状況を示すLINKランプや、バッテリー残量を確認することができる電源ランプをマイク・レシーバーの両方に搭載している。
さらに、マルチインターフェースフットの端子保護ホルダーを同梱しており、レシーバーとマイクを一体としてまとめて持ち運ぶ際に便利なほか、インタビュー時などのマイクスタンドとしても活用可能。
ラベリアマイクロホン「ECM-LV1」
全指向性の小型マイクカプセルにより、どの方向の音もクリアなステレオ収音が可能。ウインドスクリーンを付属しており、風切り音も低減可能。マイク本体は持ち運び時や撮影時に便利な小型サイズな上、被写体の襟元や胸元に装着しても目立ちにくい黒色。
さらに、360°回転式のクリップ機構で被写体のネクタイなどにも自由な角度で装着でき、被写体が動いている際でも音源との距離が常に一定に保たれるため、音声を確実に収音するとしている。プラグインパワー方式のため、対応機器と組み合わせるとマイク端子から電力供給され、バッテリーなしで使用可能。