2021年4月14日~16日の期間中、千葉・幕張メッセにて、デジタルサイネージにフォーカスしたイベント「デジタルサイネージジャパン(DSJ)2021」が開催された。同イベントでは、あらゆるビジネスシーンにおけるサイネージの利活用事例を紹介している。なお、DSJ2021は4月19日~4月23日の期間中にオンラインでの開催も予定している。
ジャパンマテリアル
ジャパンマテリアル株式会社のブースでは、デジタルサイネージソリューションを紹介。製品を体験できるコーナーを多数設けており、リアルに製品の魅力に触れることができた。「新しい時代」のサイネージとして、非接触型のインタラクティブサイネージや、ストリーミング、ネットワーク配信などを中心に展開していた。
■BrightSignオプションモジュール「エアージェスチャー」
対象物に触れることなく、製品上の空間の「動作」をコントローラー検出し、サイネージを切り替える。デモでは、同製品の上で手を動かすと、モニター画面上の本のページをめくることができた。
■「タッチレスモニター」
BrightSign一体型モニターで、手を触れることなく、空間に浮き上がって表示されたモニター画面に触れて、画面の切り替えができる。
■BrightSignオプション製品「タッチレスボタン」
BrightSign専用に開発されたタッチレスボタン。対象物に触れることなく、ボタンの上に手をかざして商品にあったサイネージを再生する。
■BrightSignオプションモジュール「RFID」
BrightSign専用に開発されたオプションモジュールで、専用のタグシールを付けた商品をRFIDリーダーの上に置くと、リーダーがタグ情報を検出し、商品にあったサイネージを再生する。また、サイネージが再生されたカウントを取り、ログに残すことができる。
映像センター
株式会社映像センターのブースでは、CHIEF社製品を使ったWEBソリューション・コミュニケーションツール・ワークスペース活用スタイルが紹介されていた。
マイク、スピーカー、カメラ、タッチスクリーンが一体化となったオールインワンミーティングボード「MAXHUB」。ホワイトボード機能やプレゼンテーション機能を有しており、質の高いWeb会議を実現するという。
IDK
株式会社アイ・ディ・ケイのブースでは、都市開発プロジェクトのデジタルサイネージや医療現場など、さまざまな運用シーンで4K高画質デジタルサイネージを実現するIPベースの次世代AVシステムソリューション「IP-NINJARシリーズ」のデモ展示が行われた。2020年10月1日に発売のNEWモデル「NJR-Pシリーズ」も展示されていた。
NJR-P01UF-R/NJR-P01UF-Rは、HDMI信号を光ファイバーケーブルで長距離伝送するAV over IP機器。フルハイビジョンの4倍の画素数となる4K/60p映像信号を光ファイバーケーブルで長距離伝送し、RS-232Cの双方向通信とLANの伝送にも対応している。USB HIDクラスのKVMの延長、オプションのIRケーブル(IR-P01-R)と推奨リモコンを使用したNJR-CTBの制御が可能。
イメージニクス
イメージニクス株式会社は、Media over IP「NEX-SMARTシリーズ」を展示。
NEX-SMARTは、映像や音声などの伝送手段として、10ギガビットイーサネット(10GbE)を利用した製品シリーズの総称。NEX-SMARTの送・受信器とコントローラー、アプリケーションおよび10GbEスイッチと組み合わせて使用することで、長距離伝送、マトリックススイッチング環境、ビデオウォールシステムやマルチビュー機能を備えたAVシステムを構築することができる。