株式会社ニコンは、同社のミラーレスカメラ「ニコンZ 7II」「ニコンZ 6II」のファームウェアVer. 1.20、「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」のファームウェアVer.3.30、「ニコンZ 5」のファームウェアVer. 1.10および「ニコン Z 50」のファームウェアVer.2.10を2021年4月26日15時に公開する。
Z 7II/Z 6II用のファームウェアVer. 1.20では、AF性能が向上。低輝度撮影時のAFにおいて合焦時間が短縮される。また、スピードライトを装着した場合、顔、瞳を検出しにくかったシーンでの検出性能と、ファインダーや画像モニターでの被写体の視認性が向上し、AF使用時の使い勝手が向上。また、顔、瞳、ターゲット追尾AFの追尾枠の追従性も向上。
Z 6用ファームウェアVer.3.30では「音声メモ入力/再生機能」が追加される(今後のファームウェアアップデートにより、Z 6IIへも音声メモ入力/再生機能が追加予定)。
Z 5用のファームウェアVer. 1.10 では、「ローライトAF」で低輝度時のAF検出速度が向上し、使い勝手が良くなるとしている。
また、ピント合わせを行った後にカメラの電源をOFFにして再度ONにした場合もピント位置を保持する機能としてZ 7II/Z 6IIに搭載している「フォーカス位置の記憶」をZ 7、Z 6、Z 5、Z 50の最新ファームウェアで対応する。