新型iMacメイン写真

アップルは、M1チップ搭載、コンパクトで薄いデザインを採用したiMacを発表した。24インチiMacは、2021年4月30日からapple.com/jpとアップルストアアプリケーションで受注を開始する。製品の発送や一部のアップルストア直営店、アップル製品取扱店での販売は5月後半から開始する。希望小売価格は以下の通り。

7コアGPU搭載のiMacは税込154,800円より。学生・教職員価格は税込148,800円より。色はグリーン、ピンク、ブルー、シルバーから選べる。8コアCPU、8GBユニファイドメモリ、256GB SSD、2つのThunderboltポートを搭載し、Magic KeyboardとMagic Mouseが付属する。

8コアGPU搭載のiMacは、税込177,800円より。学生・教職員価格は税込165,800円より。色はグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーから選べる。8コアCPU、8GBユニファイドメモリ、256GB SSD、2つのThunderboltポートと追加で2つのUSB 3ポート、Ethernetを搭載し、Touch ID付きMagic KeyboardとMagic Mouseが付属する。

新しいiMacは、薄くてコンパクトなデザインを特徴としている。システムオンチップアーキテクチャとM1の電力効率により、ロジックボードと熱管理システムが統合され、一世代前と比べて大きさが削減されている。横から見ると、iMacがないように思えるほどのデザインを実現しているという。コンパクトデザインによりiMacの体積が50パーセント削減され、より多くの場所に置きやすくなった。

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新しいiMacは、グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーと多彩なカラーをラインナップ。ユーザーがコンテンツに集中できるように、前面にはカラーとより細い外枠を採用する一方、背面は彩り豊かな色合いで目を引くとしている。シンプルなデザインを完成させるため、iMacには磁石で取り付けられる新しい電源コネクタと、美しく編み込まれた同色の2メートルのケーブルが付属する。

新しいiMacは、これまでよりも狭い外枠と1,130万ピクセルを備えた、広々とした24インチ4.5K Retinaディスプレイ2を採用。P3の広色域と10億以上の色と500ニトの輝度を実現。新しいディスプレイはTrue Toneテクノロジーを搭載し、周囲の状況が変わると自動的に色温度を調整するため、今まで以上に自然な視覚体験が可能としている。さらに、新しいiMacの4.5K Retinaディスプレイは、業界をリードする低反射のコーティングによって、快適さと読みやすさが大幅に向上しているという。

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M1とmacOS Big Surのパワーとパフォーマンスにより、新しいiMacはスリープから短時間で起動、アプリケーションは高速に起動し、日々のタスクをより速くこなせるという。Safariでは、ユーザーはより速く閲覧でき、一度に数百ものタブの立ち上げが可能。写真アプリケーションでは、画像をすばやく編集できるとしている。

ユーザーはiPhoneとiPadの様々なアプリケーションをワークフローが途切れることなくiMac上で使用することもできる。macOSが提供するiCloudと連係機能によって、ユーザーはiMac、iPhone、そしてほかのアップルデバイスを自由に行き来して作業が可能。

iMacは、1080p FaceTime HDカメラを搭載しており、明るさの足りない場所でも高品質のビデオを撮影できる。また、iMacではM1チップの画像信号プロセッサとNeural Engineを活用。より優れたノイズ低減、ダイナミックレンジの拡大、自動露出とホワイトバランスの改善によって、カメラの画質を強化している。

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アップルのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアック氏は次のようにコメントしている。

M1は、Macを飛躍的に前進させました。本日、画期的なM1チップを中心にして設計された初めてのMacとして、まったく新しいiMacをご紹介できることをうれしく思います。7つの驚くほど美しいカラーと印象的なデザイン、臨場感あふれる4.5K Retinaディスプレイ、Mac史上最高のカメラ、マイク、スピーカー、そしてTouch IDを搭載し、M1の驚異的なパフォーマンスとmacOS Big Surのパワーを組み合わせた新しいiMacは、人々に愛されるiMacのすべてをまったく新しい次元に導くものです。