アバーメディア・テクノロジーズ株式会社は、配信環境をより快適にするためのツールとして、オーディオミキサー機能、配信ソフトウェアコントロール機能、配信プラットフォームの情報確認機能が一体となった配信者向けコントロールセンター「LIVE STREAMER NEXUS(型番:AX310)」を2021年5月25日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は39,600円前後。
AX310は、XLRマイク、ラインイン、光端子の3つの入力端子とPCの3つのデジテルオーディオトラック、合計6つのオーディオトラックをミキシング可能。6個のロータリーエンコーダ(ツマミ)により直感的な操作が可能だという。
2つの独立したミックス出力があり、実際の配信に載せるミキシング音声と、配信中に配信者がモニターするミキシング音声を分け、それぞれの音量を調整可能。これにより、より細かいバランスを調整することができ、視聴者、配信者ともに最適な環境を提供するとしている。
視認性に優れたIPSパネルと静電容量式タッチパネルを採用した5インチディスプレイを搭載しており、スクリーンは最大5面まで利用可能。背景に画像を設置することや、ウィジェットの透過率の調整などさまざまなカスタマイズもできる。
5インチディスプレイにはオーディオトラックのボリューム表示、視聴者数やコメント表示など、配信に必要な情報をウィジェットとして配置可能。AX310専用アプリには予め、RECentral(Windows版のみ)をはじめ、OBS Studio、YouTube, Twitch、Spotifyなどのアプリに対応したウィジェットが用意されており、ユーザーの利用環境に合わせた配信環境を簡単に設定できる。
4つのファンクションボタンには、あらかじめ用意された、配信の開始・停止やシーンの切り替えなどの機能や、ホットキーとして様々な動作を設定可させるとしている。