キヤノンは、同社EOS Rシステムの次世代フルサイズミラーレスカメラ「EOS R3」の一部仕様を追加で公開した。
EOS R3は、高速・高感度・高信頼性をコンセプトとしたモデル。デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」に代表される「EOS-1」シリーズと、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」に代表される「EOS 5」シリーズに加え、新しいラインのカメラとして投入予定。動体撮影を含む静止画、動画撮影ともにプロやハイアマチュアユーザーのニーズに応えるカメラを目指しているという。本日追加で公開された仕様は以下の通り。
■低輝度撮影領域を拡大する性能
- AF低輝度限界 EV-7.0以上
- レンズ内光学式手ブレ補正機構とボディー内5軸手ブレ補正機構との協調制御により世界最高約8.0段の手ブレ補正効果
■高速性能を支える性能とAF
- RAW撮影でも最高約30コマ/秒撮影
- 人・動物に加えて、ディープラーニング技術による追尾被写体追加:モータースポーツ(車・バイク)
- 電子シャッター使用時のストロボ撮影対応
- CFexpress・SDカード両メディアに対応
■プロ・ハイアマを満足させる高い動画性能
- 4K Canon Log3に対応
- 4K オーバーサンプリングの実現
- RAW動画(内部記録)
- 動画中AF 人、動物、モータースポーツ追尾が可能
■プロの現場でも使える高い信頼性とネットワーク機能
- マグネシウム合金ボディを採用
- 有線LAN、5GHz無線搭載 (11ac相当)
- バッテリーパックLP-E19採用
- データ通信や電源供給可能な新しいアクセサリーシュー搭載 新しいアクセサリに対応予定
■1系の操作性とR5の使いやすさ、両方を踏襲した外観・操作性
- マルチコントローラ、スマートコントローラ採用。バリアングルモニター搭載
- 3つの電子ダイヤル(メインダイヤル/サブ電子ダイヤル1,2)