Apantac

ジャパンマテリアル株式会社は、同社が取り扱うApantac社の4K60P入出力対応のHDMI分配器2出力・8出力モデル「DAHDM-IIシリーズ」、HDMI切替器2入力「SWHDM-Aシリーズ」、HDMI切替器8入力モデル「SWHDM20-8×1」、およびHDBaseT延長器「EXTHDBT-SET-13」の計5製品を2021年7月13日に同時発売する。希望小売価格はオープン。

HDMI分配器「DAHDM-IIシリーズ」2出力・8出力モデル

Apantac

DAHDM-IIシリーズは、4K60P(4:4:4)の入出力に対応したHDMI分配器。1台のソース機器のHDMI信号を2台、または8台のシンク機器にそれぞれ分配することができる。独自のインテリジェントEDIDマネージメントテクノロジー搭載により、4K信号の入力を検知すると、それぞれのシンク機器に最適な解像度へダウンコンバートして出力する。HDCP2.2/HDCP1.4に準拠し、LPCM/Dolby True HD/Dolby Digital対応している。最大8段階カスケードが可能。

HDMI切替器「SWHDM-Aシリーズ」2入力モデル

Apantac

SWHDM-Aシリーズは、4K60P(4:4:4)の入出力に対応したHDMI切替器。2台のソース機器を接続して、選択したHDMI信号を1台のシンク機器に表示できる。音声ディエンベデッド機能により、HDMI入力信号にエンベデッドされた音声信号をディエンベデッド(分離)して、アナログまたはデジタルオーディオ端子から出力可能。

EDIDマネージメント機能を搭載しており、ディップスイッチによりEDIDマネージメントを実行できる。RS-232C制御も可能。HDCP2.2/HDCP1.4に準拠している。ディップスイッチにより、以下の4種類のスイッチモードを選択可能。

  • Manual Select(マニュアルセレクト):ボタン選択した入力信号を出力
  • Auto Skip Empty Input(オートスキップ):ポート1に接続されたソース機器を優先出力
  • Auto Sense(オートセンス):後から起動したソース機器を優先出力
  • Port 1 Priority(ポート1優先):ポート1を固定出力し、ボタンによる切り替えを無効にする

HDMI切替器8入力/1出力「SWHDM20-8×1」

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SWHDM20-8×1は、4K60P(4:4:4)の8入力1出力に対応したHDMI切替器。8台のソース機器を接続して、選択したHDMI信号を1台のシンク機器に表示できる。HDMI信号に音声が含まれる場合はそのままHDMIから出力される。RS-232C制御が可能。HDCP2.2/HDCP1.4に準拠している。

4K60P入出力対応HDBaseT延長器「EXTHDBT-SET-13」

Apantac

ディスプレイやプロジェクターなどのシンク機器とPCやSTBなどのソース機器の接続には、HDMIケーブルが使用される。HDMIは、映像信号のほか音声信号や制御信号を1本のケーブルで伝送できる利便性の高い規格だが、一方で広い帯域を使って大容量のデータを伝送することになるため、汎用的な銅線のケーブルでは引き延ばせる距離に限界がある。

EXTHDBT-SET-13は、このHDMI信号の非圧縮・長距離伝送を可能にし、HDBaseT規格に準拠した製品。ソース機器側に送信器、シンク機器側に受信器を接続し、送・受信器間は汎用的なLANケーブルを使ってHDMI信号を伝送できる。

LANケーブル1本で最長70mの延長が可能。RS-232C/IR信号の伝送や、電源供給の延長にも対応する。双方向PoEをサポートするBDPテクノロジーを採用しており、送信器または受信器のいずれかに電力を供給することで稼働する。HDCP2.2/HDCP1.4準拠。