アストロデザイン、16K4K(8K×2面分)の映像処理領域を有するマルチメディアスキャンコンバーター「MC-2087」を発売

アストロデザイン株式会社は、複数の8K/4K信号を入出力可能なマルチメディアスキャンコンバーター「MC-2087」を2021年9月に発売する。ラインナップと希望小売価格は以下の通り。

  • MC-2087:税込2,750,000円(2021年9月発売)
  • MC-2087-1S(12G-SDI対応入力ボード ):税込1,980,000円(2021年9月発売)
  • MC-2087-1S(12G-SDI対応出力ボード ):税込1,980,000円(2021年9月発売)
  • MC-2087-1H(HDMI2.1/2.0対応入力ボード):税込2,420,000円(2022年1月発売予定)
  • MC-2087-2H(HDMI2.1/2.0対応出力ボード):税込2,420,000円(2022年1月発売予定)

同製品は、8K×4Kの高解像度サイズの映像をリアルタイムに映像合成/分割ができるマルチビデオプロセッサー/マルチウィンドウプロセッサーで、拡大/縮小器、分割器、多情報一括表示器などシーンに合わせて使い分けできる。

入出力インターフェースボードはスロット式で、最新規格のコネクターに対応する。複数素材の同時表示が必要とされる映像システム構築において、基幹のプロセッサーとなる。MC-2087の主な機能は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

主な機能

  • 入出力CHはスロットボードの交換により以下の多様なインターフェースに対応、HD/3G/12G-SDI、HDMI2.1/2.0、DisplayPort1.4(※)、IP(※)
  • 8K信号最大入出力16CH、4K信号最大入出力64CHの信号処理が可能
  • EOTF/OETF対応 SDR⇔HDR変換、ITU-R BT. 709⇔ITU-R BT. 2020変換に対応
  • HDCP2.3フォーマットに対応
  • Webコントローラで出力設定やレイアウト設定等を簡単に登録可能
  • 外部制御はLAN/RS-232C/リモート接点を実装し、多様な制御機器からのコントロールが可能

※DisplayPort1.4対応入出力ボード、IP対応入出力ボードは2022年度の発売を予定