RED Digital Cinemaは、新世代カメラDSMC3シリーズの第一弾として「V-RAPTOR」を発表した。ホワイトのSTバージョンは在庫が数量限定でRED.comまたはREDの認定プレミアムディーラーで本日より販売予約可能。ブラックバージョンは、2021年末までに数量を増やして販売予定。ホワイトSTバージョン本体のみの希望小売価格は税込3,135,000円。

V-RAPTORは、40.96mm×21.60mmの8KVV35.4メガピクセルCMOSを搭載し、8Kラージフォーマットと6K S35の撮影が可能。RFマウントをサポートし、4K以上で撮影可能だという。

また、同センサーは17ストップを超えるダイナミックレンジと、これまでのREDカメラよりも2倍高速なスキャンタイムにより、2Kで最大600fpsの撮影が可能。また、V-RAPTORは引き続きRED独自のREDCODE RAWコーデックを搭載しており、16ビットRAWでの撮影が可能で、REDの最新IPP2ワークフローとカラーマネージメントを活用することができる。

V-RAPTORは、約1.8kgをわずかに超える重量で、コンパクトなパッケージを実現している。I/0には、4K 12G-SDI出力、XLRオーディオとアダプター経由のファンタム電源、1080pライブストリームを実装し映像業界のニーズに応えられる性能を持ち合わせているとしている。