アバー・インフォメーション株式会社は、NDIに対応した最大フルHD1080p・60fpsの映像出力機能を搭載した「PTZ310N」「PTZ330N」の2機種を2021年9月28日に発売した。希望小売価格はともにオープン(受注生産)。
同社のNDI対応リモートカメラのラインナップとして、2021年8月に発売した「PTC310UN」に続き、今回の2製品が新たに加わった。ハイフレックス授業やウェビナー、動画配信や放送などの利用シーンに合わせて、より最適なモデルを選ぶことが可能になったとしている。
PTZ310NとPTZ330Nは、現行機種のリモートカメラ「PTZ310」と「PTZ330」の上位モデルで、型番末尾にNDI規格対応を表す「N」が付いている。PTZ310Nは光学12倍ズーム、PTZ330Nは光学30倍ズームを搭載しており、最大フルHD1080p・60fpsの映像出力に対応している。
また両カメラの回転部は最小0.1のパン・チルト操作が可能で、位置調整もスムーズに行える。付属の赤外線リモコンで10箇所、WEB管理画面(IP接続時)では最大255箇所までのカメラ位置のプリセット登録・読み出しが可能。
そのほか「スマートショット」機能を使用した場合、最大4箇所までのプリセット位置に自動的に移動するカメラコントロールが可能となり、手動調整の手間を省くことができる。また「スマートフレーム」機能を使用することで、カメラ撮影範囲内で複数の顔を認識し、ボタン一つで自動的に画角調整を行える。