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Blackmagic Designは、機能向上を盛り込んだBlackmagic Video Assist 3.5アップデートを公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。

同アップデートにより、Video Assist 3Gおよび12G HDRモデルにLCDキャリブレーションのサポートを追加。これにより、セットアップメニューでスクリーンの色温度を調整が可能になり、撮影現場で映像をモニタリングする際、映像が正確に表示可能となった。

さらに今回のアップデートでは、Video Assist 12G HDRモデルにHDRオーバーライド機能を追加。カメラやビデオソースのHDRクリップのタグ付けが誤っている場合、手動でHDRメタデータをオーバーライドできるので、フッテージに正確にタグ付けでき、ポストプロダクションでの作業や、HDR再生に対応していないスクリーンでの表示に役立つという。

また、富士フイルムGFX100およびGFX100S、パナソニックLUMIX GH5S、BGH1、DC-BS1Hでの撮影時に、5インチおよび7インチのVideo Assist 12G HDRモデルでBlackmagic RAW収録に対応。Video Assist 12G HDRを使用して、これらのカメラでBlackmagic RAWで収録すると、カメラ設定をメタデータに保存できるため、ISO、ホワイトバランス、露出を設定し、後の編集でオーバーライドが可能になる。同アップデートは、コンピューターのファイルにアクセスするためにBlackmagic RAW 2.2およびDaVinci Resolve 17.3.2のインストールが必要。