ローランドは、ストリーミング・ビデオ・スイッチャー「V-8HD」のシステムプログラムVer.1.06を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。
機能追加、機能改善、不具合修正の詳細は以下の通り。
■機能追加
- iPad 専用コントロール・アプリ「 V-8HD Remote 」の Ver.2.0.0 に対応
- マクロ機能、およびシーケンサー機能を追加
- 透過情報(アルファ)付き png 画像の読み込み、および透過情報を用いた DSK の合成に対応
- 複数の映像入力を用いた外部キーによる DSK の合成に対応
- システムフレームレートに 23.98Hz、24Hz、25Hz、29.97Hz、30Hz を追加
- PRESET MEMORY の内容のみを USB メモリに保存/読み込みする機能を追加
■機能改善
- オーディオ出力の AUX に、各 HDMI 入力の音声を個別に出力できるよう変更
- オーディオ出力の AUX に送る音声にエフェクトをかける設定を、より詳細に設定できるよう変更
- プリセットメモリーの読み込み時に AUX チャンネルの選択を読み込まない設定を追加
- 静止画読み込み時やキャプチャー時に内部メモリーへの保存を行わないオプションを追加
- 静止画を一括で消去する機能を追加
- 拡張子「.jpeg」の画像を読めるように変更
- 非対応の USB メモリの場合でも対応形式にフォーマットできるように変更
- USER SW ASSIGN や CTL/EXP の ASSIGN を CATEGORY 毎に選択できるよう変更
- Effects Transition Sync 時の映像切り替えをより自然に行えるよう変更
- TEST PATTERN を一定速度で動かせるよう変更
- 工場出荷時やファクトリーリセット時、静止画やプリセットメモリーのサンプルデータが読み込まれた状態になるよう変更
- メニュー表示のサイズを調整
■不具合修正
- スケーラ入力で映像を縮小した際、わずかに映像がぼやける不具合を修正。
- RESTORE ALL SETTINGS でシステムフォーマットが変化した際、静止画が崩れて表示される不具合を修正
- OUTPUT FADEでSTILL OUTPUT をアサインした場合、アサインを切り替えても出力が追従しない問題を修正
- その他、軽微な不具合を修正