Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 17.4.1を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。
同アップデートでは、アップルMacに接続されたHDRディスプレイの認識問題が修正され、作品をHDでモニタリングが可能としている。フレームベースのクリップ読み込みの修正され、メディアストレージやファインダー、Windowsエクスプローラから一貫した方法ででクリップを読み込めるようなっている。
エディットページのクリップをトリムする際に、オーディオフェードが正しく調整されるように修正されたために、クリップの長さ調整が可能。グレーディングに関しては、カラーページ上のタイムラインにスマートフィルターを適用できるようになり、プロジェクト間をまたぐ作業でもフィルターが一貫してロードされるように改善された。
Text+に関しては、文字のスタイリングを使用してタイトルを作成する際の再生速度、およびユニコードの表示が改善され、タイトルや字幕作成がより簡単かつ速くできるようになった。
機能追加や更新の詳細は以下の通り。
- ファインダーからのフレームベースの読み込みを改善
- MacのビューアでHDRを使用する際の問題を改善
- Macでビデオのクリーンフィードにバンディングが発生する問題を改善
- エディットページのタイムラインでトリミングする際の不正なフェードを改善
- Text+で特定のユニコード文字を表示する際の問題を改善
- Text+の表現が機能しない問題を改善
- 文字スタイルを持つText+の再生速度低下を改善
- プロジェクト間でのスマートフィルターの保持を改善
- Fusionでネストされたマクロがレンダリングされない、またはプレビューが表示されない問題を改善
- タブレット入力デバイスでのFusionビューアーの動作に対応
- XML Dolby Visionメタデータをインポートする際のトリム補間を改善
- 一部のBlackmagic RAWクリップのPAR値が正しくない問題を改善
- カスタマイズされた字幕の背景が失われる問題を改善
- ソニーMXFクリップの意図しないマーカーの問題を改善
- パナソニックXAVCクリップをMacでデコードする際の問題を改善
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上を改善