フルフレームカメラに対応した、ライトフィールド情報、つまり奥行き情報を撮影可能なライトフィールドレンズ「K|Lens One」が登場する。
K|Lens Oneは、静止画、動画両モードで使用可能。撮影後、深度情報を算出し、専用ソフトウェアで後処理を行う。光学部分はCarl Zeissの協力があるという。
フルフレームで80mm f6.3-f19、全長が253mm、重量が1.7kgとなっている。
かつて、撮影後フォーカスポイントを自由に変えられる機能を実装したカメラ「Lytro」が発売されたことあったが、そこまでポピュラーにはならなかった。また、この秋にApple社のiPhone13 Pro MAXにシネマティック機能を搭載し、その一つにライトフィールド機能を実装している。
今回のK|Lens Oneは、レンズ部分にその機能を持たせ、カメラは通常のものを使用することになる。現在はK|Lens Oneのホームページでの案内のみだが、11月30日からKickStarterでクラウドファンディングが始まった。ソフトウェアとアクセサリーを含むK|Lens Oneの価格は約48万円を予定している。ちなみにKickstarter早期購入者は50%割引で入手することができる。