ソニー、カメラ連携クラウドサービス「C3 Portal」提供開始

ソニーは、カメラ連携クラウドサービス「C3 Portal」の提供を開始した。以前、2021年11月下旬以降に提供開始とアナウンスしていたもの。

C3 Portalは、現場で撮影された素材をスマートフォンを介して効率的にクラウドへ転送できるサービス。新開発のスマートフォン用アプリケーション「C3 Portal App」を使用することで、スマートフォンを経由して対応カメラがクラウドと接続する。接続後には、収録現場で撮影されたハイレゾ(高解像度)クリップまたはプロキシ(低解像度)クリップの高速ファイル転送、メタデータとAIを活用した効率的なコンテンツ管理、プロキシベースでの先行編集などが可能となる。

※Version 1.0では、XDCAMメモリーカムコーダー「FX9」「PXW-Z280」、Cinema Lineカメラ「FX6」、XDCAMショルダーカムコーダー「PXW-Z750」「PXW-Z450」「PXW-X400」「PXW-X500」が対応。FX9での利用時には拡張ユニット「XDCA-FX9」が必要

また、XDCAMメモリーカムコーダー「FX9」および「PXW-Z280」は、以下のファームウェアアップデートを行うことで、カメラのLCDモニター上に表示されたQRコードを「C3 Portal App」で読み取るだけで、簡単にクラウドとの接続が可能になる。