ATOMOSは、「NINJA V」および「NINJA V+」が、ソニー「FX6」のHDMIとSDI両方のRAW記録に対応したことを発表した。
2022年1月13日に発表されたFX6のファームウェアアップデートVer.2.00により、NINJA V/V+にHDMI経由でApple ProRes RAWを記録することが可能になった。 このHDMI RAWのアップデートには、ソニーのFX6カメラのファームウェアバージョンv2.00とAtomOSファームウェアv10.72以上へのアップデートが必要となる。
ATOMOSはHDMI経由でProRes RAWを記録する機能の開発・導入を先進的に行ってきた背景があり、ひとつのカメラパッケージでSDI/HDMI両方式のRAW記録ができるのは世界初の試み。
同機能のリリースにより、技術的なギャップを埋め、映画制作者がソニーのCinema Lineカメラを最大限活用できるようになるとしている。
NINJA V/V+とFX6の組み合わせでのHDMI経由のProRes RAWは、最大60fpsの4.2Kに対応。
NINJA V+ Pro Kit/ NINJA V+とSDIモジュール(SDI RAW Activation付き)を使えば、4Kを最大120fpsまで拡張することが可能だという。 SDI接続には、別途NINJA V/V+にSDIモジュールを追加する必要がある。
HDMIクロスコンバージョンを含むRAWサポートについては、my.atomos.comポータルを使用して、オンラインで補足RAWライセンスのアクティベーションできるとしている。
本件について、Atomos社CEOであるエステル・マクギー氏は、次のようにコメントしている。
マクギー氏:当社は、世界中の映画製作者に革新的なソリューションを提供することに全力を注いでいます。ソニーの人気カメラFX6にHDMI経由のProRes RAWレコーディングを導入したことは、お客様をサポートし、お客様の創造的な夢の追求のために進歩し、期待を上回ることを支援するという我々のコミットメントを証明するものです。