OM-1&NINJA V/V+メイン画像

ATOMOSは、NINJA VおよびNINJA V+が、OM SYSTEMの新しいマイクロフォーサーズカメラ「OM-1」のHDMI RAW出力でのアップルProRes RAWの記録に対応すると発表した。NINJA V/V+は、DCI 4K規格の12bit ProRes RAW映像を最大60fpsで記録が可能になる。ATOMOSからのファームウェアアップデートは、2022年前半予定としている。

OM-1は、オリンパスの85年にわたる画像処理技術の経験と機能の凝縮し、マグネシウム合金製の堅牢かつ軽量な筐体を特徴としている。従来のMFT対応カメラを超えるオートフォーカス性能と連写性能を特徴としている。

NINJA V/V+のHDRディスプレイは、OM-1の撮影素材を細部かつ正確にプレビューが可能。本機は、個々の要件に合わせてHLGとPQ(HDR10)の規格を選択できる。5インチのタッチスクリーンからは、波形、フォルスカラー、チェックフォーカス、フレーミングガイド、LUT、画像拡大など、さまざまなソフトウェアツールにアクセス可能。NINJA V/V+は、HDRやSDRの撮影において、技術的やクリエイティブな判断に自信を持って制作に臨むことが可能になる。

OM-1とNINJA V/V+は、いつでもどこでも持ち運びが可能で、コンパクトな形状はさまざまなリグや制作のタイプに適しているという。OM-1とNINJA V/V+は非常に機動性に優れており、狭いスペースに、あるいはジンバルにマウントして使用することも可能としている。

ATOMOSとOMシステムは、ProRes RAWの全機能のサポートを約束しており、OM-1で記録したProRes RAWクリップは、Apple Final Cut ProのホワイトバランスとISOの調整スライダーに対応するという。