DJIは、フルフレームのZenmuse X9ジンバルカメラ、4軸安定化システム、LiDARフォーカシングシステム、ビデオ伝送および制御システムを1つのユニットに統合した「DJI Ronin 4D」を発売開始した。「Ronin 4D 6K Combo」は税込825,000円。
プロの映画製作者による厳格な基準により設計され、ハイエンドな制作をより効率的に、合理的な手法でダイナミックなカメラの動きが可能だ。
当初実装されるはずだったApple ProRes RAWは見送られることになったが、2022年末までにファームウェアアップでApple ProRes 4444 XQが搭載される予定だ。
最新のファームウェアにより新しい機能が追加され、DJI Assistant 2(Roninシリーズ)を介し更新可能となった。新機能は以下の通り。
- ミラー制御モード
ハイブライトリモートモニターがメインモニターのユーザーインターフェイスを表示し、DJI Ronin 4Dをリモートで制御できるようにする - クリーンなビデオストリーム出力
リモートモニター拡張プレートのHDMIおよびSDIポートを介し、オーバーレイのないビデオストリームにアクセス - 自動レンズキャリブレーション
LiDARフォーカシングシステム機能を実現するために、一部のサードパーティ製自動レンズの自動キャリブレーションをサポート - 多くのマニュアルレンズをサポート
時計回りおよび反時計回りに無限遠にフォーカスを合わせるレンズは、手動キャリブレーション後、すべての焦点機能を実現