ソニーは、35mmフルサイズ対応α Eマウントレンズとして、開放F値4の明るさで焦点距離16-35mmのズーム全域をカバーする広角パワーズームGレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G」を4月28日に発売する。希望小売価格はオープン。市場推定価格は税込165,000円前後。
FE PZ 16-35mm F4 Gは、最新のレンズ設計技術により、Gレンズならではの高い解像性能と美しくやわらかなぼけ描写の実現を特徴とする。高効率、高推力かつ静音性を特徴とするXD(extreme dynamic)リニアモーターを、オートフォーカス機構だけでなく、新開発のパワーズーム機構にも搭載。スローズームをはじめ、幅広いズーム速度の静粛なコントロールを可能にし、撮影者が求める多彩な表現を実現する。
ズーム時のレンズの全長が変わらないインナーズーム構造でレンズの重心変動が少なく、ジンバル使用時などでも安定した撮影が可能。質量は従来機種比で約30%軽量化し、開放F値4の広角ズームレンズとして大幅な軽量化(質量約353g)を実現しているという。
また本レンズは、携行性の高い小型モデルながら、フルサイズカメラの性能を引き出した高精細な表現が可能だという。特に動画撮影に求められる、滑らかで高品位な映像表現、および意図通りの撮影をサポートする高い操作性を備えている。プロ・アマチュア問わず、風景写真やスナップ撮影に加え、Vlog(ブイログ)や映像制作、リモート撮影など、静止画でも動画でも幅広いシーンでクリエイターの創造性に応えるとしている。