![AV Stumpfl、「InfoComm 2022」でユニボディスクリーンシステム「Monolyte」とメディアサーバー「PIXERA four」を発表](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2022/05/csm_monolyte_frame-front_1920x1080_695786a168-1.jpg)
AV Stumpflは、2022年6月8日〜10日までアメリカ・ラスベガスで開催される「InfoComm 2022」で、新製品となるユニボディスクリーンシステム「Monolyte」と、メディアサーバー「PIXERA four」を展示する。
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新しいユニボディスクリーンシステムMonolyteは、小規模な会議室に最適で、専門家でなくても簡単に組み立て可能。AV StumpflのマネージングディレクターであるTodd Liedahl氏はMonolyteの特徴を次のように説明している。
Todd Liedahl氏:全国各地のお客様を訪問しているうちに、あることが明らかになりました。小型の会議室用スクリーンに関しては、市場にギャップがあるのです。我々は私でも3分でセットアップできる、素晴らしいシステムを完成することができたと思っています。
直感的な製品設計により、Monolyteのスクリーンの設置には追加の工具を必要とせず、迅速に行うことが可能。高精度のアルミニウム押出形材とスナップジョイントがプロジェクションスクリーンの骨格を構成している。フレームブロック全体が展開され、スナップジョイントは自動的にロックされる。
またオプションとして、投影面下部の二重スタッドとスクリーン脚部の側面には、いわゆる「スカート」を取り付け可能で、脚部を視覚的に目立たなくすることができる。なお、Monolyteは初めは北米のみでの販売予定だという。
InfoComm 2022では、プロジェクションスクリーン用脚部「AT64-SHIFT」も展示予定。AT64-SHIFTにより、大型のモバイルプロジェクションスクリーンを数分で組み立てることができるようになり、高さ調整も数秒で行うことが可能だ。
AV Stumpflブースのもう一つの目玉は、新型のメディアサーバーPIXERA fourだ。PIXERA fourは要求の厳しいリアルタイムグラフィックアプリケーションや、XR/AR放送のセットアップに最適だとしている。12G-SDI I/Oのサポート、10GB/sのデフォルトデータ読み込み速度、5つのPCI 4.0スロットなどが、この新しい4Kおよび8K再生用ハイエンドサーバーの主なシステム機能だという。
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InfoComm 2022では、複雑な統合システムを扱うために開発されたAV Stumpflのショーコントロールソリューション「PIXERA control」の多用途性を確認することができるという。この分散型統合制御フレームワークにより、ユーザーはPIXERA内に新しい機能をシームレスにホストし、拡張されたプロジェクト環境のあらゆる側面を制御可能になるという。
サードパーティシステムは、Beckhoff Automation、Smart MonkeysのISAACエコシステム、Loupedeckのカスタムコンソールのように、専用の「モジュール」を介してPIXERA APIと直接通信することが可能。
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PIXERAのスペシャリストであり、グローバルビジネス開発マネージャーのConor McGill氏は、米国でのPIXERAの人気の高まりについて、次のようにコメントしている。
Conor McGill氏:昨年来、米国ではPIXERAに対する興奮はすさまじいものがあります。PIXERAは固定設備、ライブイベント、バーチャルプロダクションの各市場で画期的なプロジェクトに不可欠な存在となっているだけでなく、当社のトレーニングプログラムを通じて、ますます多くのメディアサーバーの専門家がPIXERAを主要ツールとして採用し始め、特にバーチャルプロダクションとUnreal Engineの統合が注目されている分野となっているのです。私たちのチームは、InfoCommで最新のハードウェアおよびソフトウェア開発について、拡大するPIXERAコミュニティと共有できることを楽しみにしています。