Wooden Cameraは、同社の「Ultra Arm」の再設計を発表した。3つの平面を移動できるようになり、可動域も広がり、アクセサリーを追加するスペースができたという。
Creative Solutionsのアクセサリー担当シニアディレクターのDominick Aiello氏は次のようにコメントしている。
Dominick Aiello氏:私たちは常にUltra Armのボールクランプのデザインの汎用性を愛していますが、常に改善策を探っています。そこで、テンションの強さをアップさせ、さらに自由度を高めたデザインにしました。
すべてのUltra Armのダブルボールクランプは新しいデザインにリニューアルされ、よりスマートになっただけでなく、他の多関節アームにはない軸の可動が可能となった。これにより、より広い可動域を実現したという。
リニューアルされたクランプは、1/4-20と3/8-16の交換可能なノブと、両端にノンスリップラバーパッドを備えたユニークで多目的な多関節システムである「Universal Ultra Arm v2(Combo 1/4-20 & 3/8-16)」をすべて付属。また、Ultra Armベースに設置されている4つの位置決めピンは、SmallHDやARRIアクセサリーマウントに対応するデバイスのために、どちらのバリエーションでも取り付けることが可能。キットの長さは、ミニ、3インチ、5インチ、8インチが用意されている。
また、「Ultra Arm v2 Customizer」を使って、ユーザー自身が工具不要の多関節型「Ultra Arm v2」をカスタマイズすることも可能。3/8-16、NATOクランプ、ホットシュー、スーパークランプ、そして前述のユニバーサルマウント(Combo 1/4-20 & 3/8-16)など、一般的な業界標準マウントから選択可能だ。
Ultra Armは、既存の25mmボールシステムを利用し、簡単にマウントを交換することが可能。