ソニーは、α Eマウントレンズとして、小型・軽量の超広角パワーズームのGレンズ「E PZ 10-20mm F4 G」、大口径広角単焦点のGレンズ「E 15mm F1.4 G」、超広角単焦点レンズ「E 11mm F1.8」の計3本のAPS-C対応レンズを2022年6月24日に発売する(予約販売の受付は6月7日10時より)。希望小売価格はオープン。市場想定価格は以下の通り。
- 「E PZ 10-20mm F4 G」SELP1020G:税込約100,000円前後
- 「E 15mm F1.4 G」SEL15F14G:税込約100,000円前後
- 「E 11mm F1.8」SEL11F18:税込約70,000円前後
E PZ 10-20mm F4 G
最大径69.8mm×長さ55mm、フィルター径φ62mm、質量約178gの超広角パワーズームGレンズ。開放F値4の明るさで焦点距離10-20mm(35mm判換算で15-30mm相当)のズーム全域をカバー。パワーズーム機構の搭載により、幅広いズーム速度の静粛なコントロールを可能にし、撮影者が求める様々な表現を実現するとしている。
またズーム時のレンズの全長が変わらないインナーズーム構造でレンズの重心変動が少なく、ジンバル使用時などでも安定した撮影が可能。また、最新のレンズ設計技術により、Gレンズならではの高い解像性能と美しいぼけ描写を実現したという。
(以下、プレスリリースより引用)
E PZ 10-20mm F4 Gの主な特徴
- パワーズーム機構の搭載により、動画撮影に求められる低速から高速のズーム速度に対応し、静粛なズーミングとあわせて、幅広い映像表現が可能。
- 世界最小・最軽量※1のコンパクトなデザイン(最大径69.8mm×長さ55mm、フィルター径φ62mm、質量約178g)による高い携行性を実現。
- 3枚の非球面レンズと2枚のED(特殊低分散)ガラスを最適に配置することにより、諸収差を低減。ED(特殊低分散)非球面レンズの採用により、画面中心から周辺部分まで高い解像性能を実現。
- 応答性に優れ快適な操作が可能なズームリングと、スローズームなど一定速度のズームコントロールが可能なズームレバーを搭載し、多様なズーム操作が可能。
- 最短撮影距離0.2m(AF時)/0.13-0.17m(MF時)、最大撮影倍率0.14倍(AF時)/0.18倍(MF時)の高い近接撮影能力を実現。
- 円形絞り、球面収差の最適化などにより、Gレンズならではの美しくやわらかなぼけ描写を実現。
- ズーム時でもF値が変動することなく、全画角を開放F値4で撮影が出来るため、安定した映像表現を可能にすると共に、暗いシーンでも速いシャッタースピードで撮影が可能。
- 動画撮影時のフォーカス時のブリージングや、ズーム操作に伴うフォーカスシフト、軸ずれの抑制により、滑らかで品位のある映像表現が可能。
- リニアモーターを2基搭載し、動きの速い被写体でも高精度かつ滑らかで静粛にフォーカスしながら追従する、高性能AFを実現。
- ズーム・フォーカス時にレンズの長さの変わらないインナーズーム・インナーフォーカス方式を採用。撮影時の重心変動が少なく、ジンバル使用時などでも安定した操作性を実現。
- フォーカスホールドボタンをはじめ、フォーカスモードスイッチ、リニア・レスポンスMFなど使い勝手にこだわった機能を搭載し、高い操作性を実現。
- 屋外の様々な撮影環境にも強い防塵防滴に配慮した設計。※4
- 撮影者の表現の幅を広げる、可変NDフィルターなどの各種フィルター(φ62mm)を装着可能。
※1 ミラーレス一眼カメラ用のAPS-C対応交換式超広角ズームレンズとして(撮影状態時)。2022年6月1日広報発表時点。ソニー調べ。
※4 防塵防滴に配慮した構造となっていますが、埃や水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。
E 15mm F1.4 G
焦点距離15mm(35mm判換算で22.5mm相当)の大口径広角単焦点Gレンズ。、非球面レンズなどの採用により、Gレンズならではの高い解像性能と美しいぼけ描写を実現。開放F値1.4の明るい大口径ながら、小型軽量設計で取り回しが良いレンズだという。また、動画撮影時の画角変動(フォーカスブリージング)を大幅に抑制し、映像に残る画角の変動や揺れを最小限に留める。
(以下、プレスリリースより引用)
E 15mm F1.4 Gの主な特徴
- 3枚の非球面レンズを効果的に配置し、画面中心から周辺部の隅々まで、Gレンズならではの高い解像性能を実現。
- 円形絞り、球面収差の最適化などにより、美しくやわらかなぼけ描写を実現。
- スーパーED(特殊低分散)ガラス1枚とEDガラス1枚を採用した光学設計により、色収差やパープルフリンジの発生を最小限に抑制。
- 最短撮影距離0.2m(AF時)/0.17m(MF時)、最大撮影倍率0.12倍(AF時)/0.15倍(MF時)の高い近接撮影能力を実現。
- 小型軽量デザイン(最大径66.6mm×長さ69.5mm、質量約219g)により、手持ち撮影に加えて、ジンバルなどと組み合わせた機動力のある撮影が可能。
- 最適なレンズ構成など最新のレンズ設計技術により、フォーカス時のブリージングを大幅に抑制。動画に求められる滑らかな映像表現を実現。
- リニアモーターを2基搭載し、静止画・動画撮影の双方に適した、高速・高精度・高追従かつ静粛なフォーカシングが可能。
- フォーカスホールドボタンをはじめ、絞りリングや絞りクリックON/OFFスイッチ、フォーカスモードスイッチ、リニア・レスポンスMFなど使い勝手にこだわった機能を搭載し、静止画・動画のどちらにおいても高い操作性を実現。
- 屋外の様々な撮影環境にも強い防塵防滴に配慮した設計。※4
※4 防塵防滴に配慮した構造となっていますが、埃や水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。
E 11mm F1.8
焦点距離11mm(35mm判換算で16.5mm相当)と開放F値1.8のE 11mm F1.8は、最新の光学設計により、高解像と自然なぼけ描写を実現。小型軽量設計により持ち運びしやすいため、手持ちで長時間の撮影を行うVlogなどの自撮り撮影にも適しているという。
(以下、プレスリリースより引用)
E 11mm F1.8の主な特徴
- 3枚の非球面レンズを効果的に配置し、画面中心から周辺部の隅々まで、高い解像性能を実現。
- 円形絞り、球面収差の最適化などにより、滑らかで美しいぼけ描写を実現。
- EDガラスを採用した光学設計により、色収差やパープルフリンジの発生を効果的に抑制。
- 最短撮影距離0.15m(AF時)/0.12m(MF時)、最大撮影倍率0.13倍(AF時)/0.2倍(MF時)の高い近接撮影能力を実現。
- 小型軽量デザイン(最大径66mm×長さ57.5mm、質量約181g)で持ち運びしやすい高い携行性で、手持ち撮影に加えて、ジンバルなどと組み合わせた機動力のある撮影が可能。
- リニアモーターを2基搭載し、静止画・動画撮影の双方に適した、高速・高精度・高追従かつ静粛なフォーカシングが可能。
- フォーカスホールドボタンをはじめ、フォーカスモードスイッチ、リニア・レスポンスMFなど使い勝手にこだわった機能を搭載し、高い操作性を実現。
- 屋外の様々な撮影環境にも強い防塵防滴に配慮した設計。※4
- 撮影者の表現の幅を広げる、可変NDフィルターなどの各種フィルター(φ55mm)を装着可能。
※4 防塵防滴に配慮した構造となっていますが、埃や水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。