パナソニック、GH6のファームウェアアップデートVer.2.0発表。動画RAWデータ出力対応とProResフォーマットを拡張

パナソニック株式会社は、同社のミラーレス一眼カメラLUMIX Gシリーズ「DC-GH6(GH6)」のファームウェアVer.2.0を2022年7月5日に提供開始する。LUMIXお客様サポートにて提供予定。

同アップデートにより、5.7K(5728×3024)、Cinema4K(4096×2160)、アナモフィック5.8K(5760×4320)、アナモフィック4.4K(4352×3264)の動画RAWデータをATOMOS社製 「NINJA V+」「NINJA V」に、HDMI経由で出力可能となる。

動画RAWデータ出力対応モード

センサー
フォーマット
解像度 フレームレート アスペクト HDMI
出力
対応
NINJA V+ NINAJA V
マイクロ
フォーサーズ
5.7K
(5728×3024)
59.94p/50.00p 17:9 12bit
29.97p/25.00p/23.98p
Cinema4K
(4096×2160)
119.88p/100.00p
59.94p/50.00p/29.97p
25.00p/23.98p
マイクロ
フォーサーズ
アナモフィック
5.8K-A
(5760×4320)
29.97p 4:3
25.00p/23.98p
4.4K-A
(4352×3264)
59.94p/50.00p

ATOMOS NINJA V+/NINJA Vで記録したApple ProRes RAWデータは、対応した編集ソフトウェアを使用して、カラーグレーディングを行うことができる。さらに、V-Log/V-Gamutと同じ色合いで動画RAWデータをソフトウェアで編集できる専用のLUTを用意しており、V-Log/V-Gamutの色合いに変換してカラーグレーディングすることができ、パナソニックのシネマカメラVARICAMシリーズや、フルサイズミラーレス一眼カメラLUMIX Sシリーズなどと容易に画合わせを行うことができるとしている。

また、ProResのカメラ内部記録において、新たにCinema4KとFHDの画質モードを追加。映像制作において目的に応じた画質、フレームレート、ビットレートを選択でき、撮影からポストプロダクションまでのワークフローを効率化できるとしている。FHDの動画画質においては、CFexpressカードだけでなくSDカードでも内部記録可能だ。

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