日新貿易株式会社は、クラウドファンディングサービスCAMPFIREにて、移動式撮影ドリー「TELESIN」の販売を開始した。
TELESINは手動で移動する撮影ドリーとは異なり、1.5時間の充電で最大5時間の使用が可能、そしてリモコンで遠隔操作ができる移動式撮影ドリー。専用のレールがなくても角度やスピードを自由に調整でき、直線と曲線の滑らかな動きで撮影の可能性を広げる。携帯性と機能性が高く、本体がコンパクトなためいつでもどこでも気軽に撮影を開始できるという。
TELESINは移動式撮影ドリーの中でも、軽量300gを実現。長時間持ち運んだり、カバンやコートのポケットなどに入れても負担にならず、屋外や様々なシチュエーションでの撮影へ持ち歩くのに最適だとしている。
自由に角度を調整することができ、安定した撮影アングルを保持。被写体や撮影媒体、状況によって撮影の角度を調整することで、思い描いた通りの動画を撮影できるという。撮影で最も良く使われている直線移動での撮影も簡単に設定が可能だ。カメラをセットし、水平状態のままで進行させるだけで直線移動での撮影ができる。特に広い景色のパノラマ撮影をするときには、直線移動に設定した状態で動かすだけで完成する。
直線移動だけでなく、車輪の動きを自由に調整・操作することで、曲線の動きでの撮影が可能だ。また、撮影中も求める角度や移動方向に応じて、車輪を簡単に調整でき、撮影の幅がさらに広がる。
被写体の周りから360°の全角度で撮りたいときには、車輪を好みの角度で設定すれば、回転台がなくても360°の動画を撮影できる。被写体の大きさに応じて細かく角度の調整も可能なため、スマホでもハイクオリティな作品を撮影できるとしている。
撮影ニーズに応じて5段階のスピード調整が可能。3.6cm/sの最低速度でも従来の製品より速く、より効率的に撮影を進行できるという。また、本体にはLEDライトの速度表示ライトが付いており、進行中もスピードを分かりやすく確認できる。
TELESINにカメラやスマホを載せるだけで簡単に、疲れずに長時間の撮影が可能となっている。高い安定性が必要なタイムプラス撮影や動画撮影なども手軽に行える。しかも、撮影中に適切なスピードで行った滑らかな動画素材は、動画編集にも非常に役立つとしている。
本体は約300gと軽量ながら最大耐荷重3kgとなっており、さまざまなカメラや撮影機材を使用しての撮影が可能。安心の安定感、重さのある一眼レフカメラを載せてもブレのない滑らかな動画撮影が可能だという。
1/4インチおよび3/8インチのネジ穴でカメラを固定でき、スマホ、アクションカメラ、一眼レフなど幅広くの機種に対応する。複雑な接続は一切なく、ネジで繋げるだけでしっかりと固定される。
※スマホ用の固定器具は専用オプションとして販売
TELESINにカメラやスマホを設置するだけで、映画のような雰囲気を持つ動画など魅力的な撮影を楽しめる。タイムラプス撮影とは、微速度撮影と呼ばれる撮影方法で、数秒のインターバルを設けて写真を撮影し、それらの写真を連続でつなぎ合わせ動画にする。早送りの様な動画を撮影することができ、一枚一枚の綺麗な写真で動画が構成されているので、撮影済みの動画を早送りしたものよりも鮮明な仕上がりになる。
最大10m離れた場所からリモコンでの遠隔操作が可能、ボタンを押すだけで、走行の開始や停止、方向の変更、スピードのコントロールができる。本体の内蔵電池とリモコンはどちらも付属しているUSBケーブルで充電が可能となっている。
TELESINは頑丈かつ軽量のCNC加工したアルミニウム合金ボディを採用。一般的なプラスチック素材と比べて変形しにくく、搭載したカメラをしっかり支えて撮影できる。
オプション購入の雲台を併せて使用することで、撮影できる範囲がさらに広がるという。雲台がカメラをしっかり固定させ、自由にカメラの構図を動かすことができるので、最も望ましい角度から撮影できる。風景写真など構図を決めて撮影を行うという手法に向いているとしている。