キヤノンは同社フルサイズミラーレスカメラ「EOS R3」「EOS R5」「EOS R6」「EOS R7」「EOS R10」の最新ファームウェアを公開した。同ファームウェアの変更点は以下の通り。
(以下、キヤノン ダウンロード・マニュアル 新着情報より引用)
■EOS R3 ファームウエア Version 1.2.0アップデート内容
- ドライブモードに「カスタム高速連続撮影」を追加しました。約195~30コマ/秒の速度で、50~2枚の画像を連続撮影できます。ファームアップ後に本機能を使用する際は、カスタム機能の[ドライブモードの限定]の画面で[カスタム高速連続撮影]にチェックを付けてください。
- 「ハイフレームレート」に「FHD 239.76fps/200.00fps」を追加しました。
- 「フォーカスBKT」撮影時に「深度合成」ができるようになりました。また、ストロボ(スピードライト EL-1など)を併用したフォーカスBKT撮影や深度合成撮影ができるようになりました。
- タイムラプス動画が撮影できるようになりました。なお、タイムラプス動画撮影を開始する前にオートパワーオフ状態になっても、タイムラプス動画の設定が保持されます。
- クラウドRAW現像機能を追加しました。最新の画像処理技術でRAW現像ができます。Canon Imaging App Service Plansのプラン購入が必要な有償サービスとなり、サービス開始は7月25日になります。
- 複数枚のHEIF画像を、まとめてJPEG画像に変換できるようになりました。
- [操作ボタンカスタマイズ]に[静止画クロップ/アスペクト]を追加しました。割り当てたボタンでクロップ/アスペクトの切り換えができます。
- FTPサーバーへの画像転送中にトリミング、リサイズができるようになりました。
- 802.1X認証/WPA2-Enterprise機能において、証明書フォーマット PKCS#12 に対応しました。
- メカシャッター、電子先幕設定時に、電子シャッター音を鳴らすことができるようにしました。
- 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)の低減を図りました。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで、映像が安定します。
- 静止画撮影時のメニューに[自動電源オフ温度:標準/高]を追加しました。
- 撮影画面表示設定を「なめらかさ優先」に設定していると、稀にErr70が発生することがある現象を修正しました。
- 軽微な不具合を修正しました。
■EOS R5 ファームウエア Version 1.6.0アップデート内容
- 動画撮影時のメニューに[自動電源オフ温度:標準/高]を追加しました。[高]設定時は、カメラ本体とカードの温度が高くなった際にカメラの電源が自動的に切れることを抑えられるようになり、撮影条件によっては、これまでより長く動画撮影ができることがあります。その際、カメラ底面部の温度が高くなることがありますので注意してください。
- 複数枚のHEIF画像を、まとめてJPEG画像に変換できるようになりました。
- 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)の低減を図りました。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで、映像が安定します。
- 軽微な不具合を修正しました。
■EOS R6 ファームウエア Version 1.6.0アップデート内容
- 複数枚のHEIF画像を、まとめてJPEG画像に変換できるようになりました。
- 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)の低減を図りました。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで、映像が安定します。
- 軽微な不具合を修正しました。
■EOS R7 ファームウエア Version 1.1.0アップデート内容
- クラウドRAW現像に対応しました。クラウドRAW現像のサブスクリプション・プラン(有料)の購入が必要なサービスとなり、サービス開始は7月25日になります。
■EOS R10 ファームウエア Version 1.1.0アップデート内容
- クラウドRAW現像に対応しました。クラウドRAW現像のサブスクリプション・プラン(有料)の購入が必要なサービスとなり、サービス開始は7月25日になります。