パナソニック コネクト、360°カメラスピーカーフォン「PressIT360」発売

パナソニック コネクト株式会社は、360°カメラスピーカーフォン「PressIT360」を2022年8月に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は180,000円前後。

PressIT360(プレスイット サンロクマル)は、Web会議に必要なカメラ、マイク、およびスピーカーが一体となったハイブリッド会議端末。4つのカメラを搭載したことで、水平360°撮影が可能で、会議室の中央に配置することで、どの席の参加者の様子も高画質かつ臨場感ある映像で伝えられるとしている。

カメラ部分

5種類の映像モードを切り替えることができ、コミュニケーションに最適なカメラレイアウトで会議を実施できる。画像、音声認識により360°の範囲で人や音声を感知し、AI機能により発言者に映像をフォーカスさせることが可能だ。

リモートワークの参加者も表情や身振りをリアルな会議室に近い感覚で認識でき、発言するタイミングをつかみやすくなることから、参加者同士のつながりを感じる会議を実現するとしている。また、ホワイトボードや会議室の一方向のみを固定表示するモードは、単独カメラで撮影するため、歪みの少ない映像で視認性を高めるという。

7つのマイクで水平360°、半径約5m範囲をカバー

マイクは水平360°の広範囲をカバーし、半径最大5mまで音声認識が可能。また、エコーおよびノイズキャンセリングと音量均一化機能を搭載しており、Web会議の課題である雑音やハウリングなどの音声トラブルを排除し、参加者の声が聞こえやすくなるよう調整する。クリアな集音・拡声により、リモートワークの社員の疎外感を軽減し、オフィスからWeb会議に参加している人との自然なコミュニケーションをサポートするとしている。

同製品は、USB-Cケーブル1本で、電源供給とパソコンへの映像・音声データの伝送が行えるため、ACアダプター、カメラ、マイク、スピーカーをそれぞれ接続する必要がない。USB-Cケーブルを接続するだけで簡単にWeb会議を始めることができる。

音量調整・ミュート・映像モード選択は本体操作部にあるボタンで行う

また、本体操作部に配置されたボタンで音量操作や映像モードの切り替えができ、本体下部に配置されたLEDリングで現在の動作状態が色でわかるため、直感的に操作可能。さらに、PressIT360アプリケーションをパソコンにインストールすれば、カメラの位置調整、画質変更、ファームウェア更新などが可能となり、Web会議に応じた詳細設定ができる。

LEDリングが色で動作状態を表している(写真は「カメラ・マイクオン」状態)

本体は手で握りやすいスリムデザインかつ質量1kg以下と、オフィス内を自由に持ち運び、どこでも簡単にWeb会議をはじめることが可能。また、平均サイズのロッカーでの保管にも適しており、効率的なオフィスワークの実現に貢献するとしている。

本体底面には、1/4インチサイズのネジ穴を備えており、三脚に固定し、机上以外の場所に常設することも可能だ。

また、Noble Wedgeロックのセキュリティスロットを装備。セキュリティーワイヤーをつなぐことで、万一の盗難から大切な機材を保護する。PressIT360の主な仕様は以下の通り。

  • カメラ:視野角360°、撮影画素:2560×1440 4個
  • マイク:7個(感度-35 dBFS、SN比68.75 dBA)
  • スピーカー:出力3W 1.5W(USB Type-C 電源供給時)
  • 外形寸法:径φ64mm(操作部除く)×高さ285mm
  • 質量:約950g