ソニーは、同社のプロフェッショナルモニター「PVM-X3200」「PVM-X2400」「PVM-1800」に対応する解像度変換出力ライセンス「PVML-SCX1」と3D LUT変換出力ライセンス「PVML-TDX1」を発売する。以前、近日発売としていたもの。希望小売価格は以下の通り。
- 解像度変換出力ライセンス「PVML-SCX1」:税込264,000円
- 3D LUT変換出力ライセンス「PVML-TDX1」:税込107,800円
PVML-SCX1
解像度変換出力ライセンス「PVML-SCX1」は、モニター内部で4KからHDへの解像度変換、P/I変換、3D LUT変換した信号を、スルーアウトとは別に新規搭載された「拡張SDI出力」から、変換後の信号やユーザーLUT適用後の信号を出力する。ユーザー3D LUTと信号変換の同時適用も可能。
■各種信号変換と拡張SDI出力
- 解像度:4KからHDへ変換し、出力
- P/I:60P/50Pの信号はプログレッシブからインターレースへ変換し、出力
- 3D LUT変換した信号の出力
- 信号フォーマット:各種SDI信号(Quad Link, Dual Link含む)を12G/6G/3G/HD-SDISingle-Linkへ下位変換
PVML-TDX1
3D LUT変換出力ライセンス「PVML-TDX1」は、モニター内部でユーザーLUT適用した信号を、スルーアウトとは別に新規搭載された「拡張SDI出力」から出力する。
各種信号変換と拡張SDI出力
- 3D LUT変換した信号の出力
- 信号フォーマット:各種SDI信号(Quad Link,Dual Link含む)を12G/6G/3G/HD-SDI Single-Linkで出力が可能
いずれも、モニター本体に読み込んだユーザー3D LUTを適用させた信号を、拡張SDI出力(Enhanced Monitor Out)よりライブ出力する。ロケや中継の現場で、既存のHDモニターや他の機器にLUTを当てた信号を送ることで、現場のコミュニケーションをサポートするとしている。ライセンス導入はPVM-X3200/X2400/X1800のVer.4.0以上である必要がある。