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CN8×15 IAS S/E1(EFマウント)
キヤノンは、EFシネマレンズ「CINE-SERVOレンズ」シリーズの新製品として、「CN8×15 IAS S/E1(EFマウント)」「CN8×15 IAS S/P1(PLマウント)」を、2022年11月下旬に発売する。希望小売価格はオープン。
新製品は、スーパー35mm相当サイズの大判センサーを搭載したカメラに対応するレンズとして、焦点距離15-120mm、8倍ズームの広角・高倍率化を実現。また、従来機種と比べて性能向上を図りつつ、質量増加を抑えた小型・軽量設計により、従来機種同等の肩担ぎが可能な高い機動性を確保している。
![220908_cn815iass_01](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2022/09/220908_cn815iass_01.jpg)
レンズ本体に内蔵されている1.5倍のエクステンダーを使用することで、焦点距離22.5-180mmへの切り替えが可能。同時に、イメージサークルの拡大により、35mmフルサイズセンサー搭載カメラにも対応可能となるため、キヤノンのデジタルシネマカメラ「EOS C500 Mark II」や「EOS R5 C」(マウントアダプター「EF-EOS R」が必要)などでも使用できる。大判センサー搭載のカメラに幅広く対応することにより、ユーザーが求める被写界深度が浅い、シネマチックな映像表現を可能にする。
![220908_cn815iass_02](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2022/09/220908_cn815iass_02.jpg)
放送用カメラシステムの通信規格である「12pinシリアル通信」のほか、マウント経由での通信機能にも対応している。EFマウントでは、「EFマウント通信」に対応し、PLマウントでは、映像制作業界で広く採用されているCooke社の「/i Technology」に加えて、「CINE-SERVOレンズ」シリーズ初となるZEISS社の「eXtended Data」に対応する。撮影時のさまざまなレンズ情報をマウント経由で外部出力ができることで、VFXやポストプロダクションなど、撮影現場だけでなく、撮影後の編集作業においても効率的な映像制作をサポートするという。