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EIZO株式会社は、27型4K UHD解像度のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG2700X」を2022年9月20日に発売することを発表した。以前、2022年春以降に発売するとしていたもの。希望小売価格はオープン。同社公式オンラインショップ販売価格は税込363,000円。

ColorEdge CG2700X(以下:CG2700X)は、制作用のHDR表示が可能で、映像制作はもちろん、フォト、デザイン、印刷、3DCGなどのクリエイティブワークに適したプロフェッショナルモニター。配信コンテンツや映画制作向けの「PQ方式」、放送向けの「HLG方式」、それぞれを再現する表示モードを標準搭載。正確にHDRガンマ(EOTF)を再現するため、HDRコンテンツの編集・プレビューに活躍するという。

CG2700XはフルHDの4倍にあたる4K UHD高解像度。4Kコンテンツの等倍プレビューや高画素の撮影データの確認が可能だ。EIZOの27型HDR制作用モニターは、用途に合わせてWQHD解像度のCG2700Sも選択できる。

USB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、画面表示、USB信号の伝送に加え、PCに90W以上を給電する。MacBook ProなどのハイエンドノートPCで高負荷がかかる作業時も給電できるため、ノートPCの電源アダプタは不要になる。モニターには有線LANポートを搭載。有線LANポートを持たないノートPCでも、モニターを介して安定したネットワーク環境を利用でき、Wi-Fi環境では時間のかかる大容量のデータ送受信、Web会議も快適に行えるとしている。

CG2700Xは、11月16~18日に幕張メッセで開催される映像・放送の総合機器展「Inter BEE 2022」で展示される。